完璧主義の罠…頑張り続けてしまう“隠れた原因”とは?

    

こんにちは。
しなやかメンタルコーチのは松島身和(まつしま みわ)です。

「ちょっと休もうかな」
そうと思っても、気づけばまた頑張ってしまう。

「たまには力を抜いてもいいよね」と思っても、なんだか落ち着かない。

休んでいるはずなのに、頭の中では次の予定ややることを考えてしまう。

そんなふうに、つい自分プレッシャーをかけてしまうこと、ありませんか?

実は、それは完璧主義の“隠れた罠”かもしれません。

気づかないうちに身についた「こころのクセ」が、あなたを頑張り続ける方向に動かしてしまっているんです。

では、この「こころのクセ」とは、一体どんなものなのでしょうか?

頑張るのをやめられない“隠れた原因”

あなたが頑張るのをやめられないのは、「こころのクセ」がそうさせているからなんです。

「こころのクセ」とは、これまでの経験の中で無意識に身についた考え方や感じ方のパターンのこと。

✓ちゃんとしないと、人に迷惑をかける
✓手を抜いたら、怠けていると思われるかも
✓完璧にできないと、認められない

こんなふうに思うたびに、気づかないうちに頑張り続けてしまうんです。

そして、このクセこそが完璧主義の“隠れた罠”なのです。

「頑張らないと不安」
「もっと完璧にしなきゃ」

そんな思いが、無意識の内にあなたを追い込んでしまうのです。

では、この「こころのクセ」は、どうして生まれるのでしょうか?

「こころのクセ」はこうして生まれる

「もっと頑張らなきゃ」
「このままじゃダメ」
「私がしっかりしないと…」

そんなふうに、自分にプレッシャーをかけてしまうのは、幼い頃からの経験の積み重ねかもしれません。

✓小さい頃、頑張ると褒められた
✓「しっかりしなさい」と言われることが多かった
✓ミスすると怒られたり、悲しませてしまったことがある。

こんな経験、ありませんでしたか?

頑張ることで安心できた経験の記憶が、大人になった今でも「もっと頑張らなきゃ」と無意識に思わせて悪循環になっているのかもしれません。

頑張り続ける悪循環の仕組み

このクセがあると、無意識に頑張り続けるループにはまります。

1.頑張らないと不安になる
2.だから、もっと努力する
3.「これで大丈夫かな?」と一瞬は安心する
4.でも、またすぐに「もっと頑張らなきゃ」と感じる

こころのクセが「もっと頑張らなきゃ」と働き続けてしまうんです。

でも、ちょっと想像してみてください。

もし、このクセを少しずつ緩めていけたら?
「頑張らなくても大丈夫」と思えたら?

あなたは、今よりもっとラクに、穏やかに過ごせると思いませんか?

「こころのクセ」を緩める第一歩

まずは、今の「こころのクセ」に気づくことから。

そして、そっと自分の声に問いかけてみてください。

「本当に、ずっと頑張り続けないといけないのかな?」

たとえば…

✓仕事を100%完璧にしなくても大丈夫
✓疲れたら、ひと休みしてもいい
✓「どう思われるか」よりも「私はどう感じるか」を大切にする

この「こころのクセ」に気づくだけでも、少しずつ「頑張らなくても大丈夫な自分」に戻っていけます。

でも、そうは言っても、いざ実践しようとすると不安になることもありますよね。

「どうしたら、このクセをやわらげていけるんだろう?」
「気づいただけじゃ、やっぱり変われない気がする…」

そんなふうにかんじる人もいるかもしれません。

実は、「こころのクセ」を手放す具体的な方法があります。

それについては、次回のブログでお話しますね

まずは今回、「頑張りすぎてしまうクセがあること」に気づくこと。
それが、最初の第一歩になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の記事も、ぜひ読んでみてくださいね。