人に認められないと苦しい…。完璧主義さんのための心を軽くする3つの方法
こんにちは。
しなやかメンタルカウンセラーの葉音りんです。このブログに訪れてくださって、ありがとうございます。
みんなに認めてほしい。
そう思うことって、きっと誰にでもあると思います。
でも、ふと心のどこかでこんなふうに思っていませんか？
「人に認めてほしいって思う私は、わがままなのかな？」
「認められたいって、なんだか恥ずかしい…」
そんなふうに、素直な気持ちにフタをしてしまうこと、ありませんか？
ほんとは——
「がんばってるね」って言ってもらいたかった。
「ちゃんと見てるよ」って、気づいてほしかった。
でも言えない。見せられない。
だからまた、自分にダメ出しして、ますます苦しくなる。
それは、あなたが“ちゃんとやろう”とがんばってきた証です。
そして、人とのつながりを大切にしているからこそ、生まれた気持ちなんです。
目次
なぜ「認められたい」がこんなにも苦しいのか？
承認欲求は、人が生きていくうえで自然に持っている心のニーズのひとつです。
誰かに認められると、ほっとしたり、安心したり、うれしくなったりしますよね。
でも、その気持ちが強くなりすぎたり、誰にもわかってもらえないと感じたりすると、
逆に心がとてもつらくなってしまうことがあります。
特に、完璧主義さんは——
失敗しないようにちゃんと評価されるように誰かにがっかりされないように
そんなふうに、いつも周りの期待に応えようとがんばり続けています。
でも、自分の心の声よりも“誰かからの承認”を優先してしまうと、
自分が何を感じているのか、どうしたいのかがわからなくなってしまうんです。
自分を認められるようになるためのヒント
ここからは、「認められたいのに苦しい…」という状態から
少しずつ心がラクになるためのヒントを3つお届けします。
ヒント1｜「できたこと日記」で、小さな自分を見逃さない
完璧主義の人ほど、自分へのハードルが高くなっています。
でも、どんな日も“できたこと”はきっとあるはずです。
朝きちんと起きられた人に笑顔であいさつできた苦手な仕事にも手をつけた
どんなに小さなことでもいいので、
1日ひとつ、自分の「できたこと」を書き出してみてください。
書いて、見て、「これでいいんだ」と思えるだけで、
自分にOKを出す力が、少しずつ育っていきます。
ヒント2｜心の中の「自分責め」にツッコミを入れる
「なんでこんなこともできないの？」
「ちゃんとしてない私はダメだ」
そんな“自分責めの声”が聞こえてきたときは、
思いきって自分にツッコミを入れてみてください。
「それ、誰と比べてるの？」「それって、本当に“ダメ”って言えるほどのこと？」「もし友達が同じこと言ってたら、どう返すかな？」
たったこれだけで、感情に飲まれすぎず、
自分に対する目線をやさしく整えることができます。
ヒント3｜「私だけのOKリスト」で、他人軸をゆるめよう
承認欲求が苦しい理由のひとつは、
自分の評価を“他人の目”に預けてしまっているから。
だからこそ、自分自身の「OK」を明確にしておくことが大切です。
たとえば、こんなOKリストを作ってみましょう。
今日も仕事に行けた → OKごはんをゆっくり食べた → OKやりたいことを断らずに言えた → OK
誰かに「いいね」と言われなくても、
自分が自分を認められる力を、少しずつ取り戻していきましょう。
心のワーク｜今日、自分にかけてあげたい言葉は？
最後に、今日のあなたに、こんな問いかけをしてみてください。
「今日の私に、どんな言葉をかけてあげたい？」
ほんのひとことでも大丈夫です。
「今日もよくがんばったね」「ちゃんと乗り越えてきたよ」「そんなふうに思ってしまうのも、しかたないよね」
そんなやさしい言葉が、あなたの心の中に、
少しずつ安心感を育ててくれます。
おわりに｜人に認められたい気持ちも、あなたの大切な一部
認められたい。
そう願ってしまう自分を、責めなくて大丈夫です。
その気持ちは、あなたが真剣に人と向き合ってきた証。
そして、がんばってきた“あなたらしさ”のあらわれでもあります。
どうか今日も、
あなたがあなたを、やさしく認めてあげられますように。
ひとりでがんばりすぎていませんか？
この記事を読んでくださったあなたは、
きっとこれまで、誰よりもがんばってきた方だと思います。
でも、本当は——
「誰かに気づいてほしかった」
「もう少し、安心したかった」
そんな思いを、ずっと胸にしまってこられたのではないでしょうか。
もし今、少しでも
「このままではつらい」「もっと自分を大切にしたい」と感じていたら——
どうか、その想いをやさしく受けとめにきてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
