【心理学で解説】あなたはどのタイプ?完璧主義の3つの傾向とは

 

こんにちは。しなやかメンタルコーチの松島身和です。

「完璧主義なんです…」
そんなふうに打ち明けてくれる方は、たいていとてもまじめで、責任感のあるがんばり屋さん。

でも、どこかいつも心が張りつめていて、
うまくいっても安心できなかったり、ミスをひどく引きずってしまったり――
そんな状態が続くと、心も体も疲れてしまいますよね。

実は、心理学では「完璧主義」はひとつの性格ではなく、3つのタイプに分かれるとされています。

今日は、その3タイプをわかりやすくご紹介しますね。
「これ、私のことかも」と思ったら、そこからが“変わるきっかけ”です。

心理学者ヒューイットとフレッチ(1991)は、完璧主義を次の3つに分類しました。

  • 「もっとがんばらなきゃ」「まだまだできるはず」
  • 自分に対してとても厳しくなるタイプ
  • 理想が高く、努力家。ミスに敏感で自己否定しやすい

→ がんばり屋さん・責任感が強い方に多いタイプです。

② 他者志向的完璧主義(Other-Oriented)

  • 「なんでちゃんとやらないの?」と他人にイライラしてしまう
  • 他人にも完璧を求めがち
  • 実はその裏に「私だってがんばってきたのに…」という想いが隠れていることも

→ リーダータイプや責任ある立場の方に多く見られます。

③ 社会的規定型完璧主義(Socially Prescribed)

  • 「ちゃんとしていないと嫌われるかも」
  • 「期待に応えなきゃ迷惑をかける」
  • 周囲からの期待を強く感じてしまう

→ 人の目を気にしやすい方・がんばりすぎてしまう方に多い傾向です。

「どれも当てはまる気がする…」という方も大丈夫。
タイプはきっちり分かれるものではなく、人によって混ざっていることもあります

大事なのは、「自分はこういう傾向があるんだな」と気づくこと。
それだけで、少しずつ心をゆるめられるようになります。


完璧を目指すこと自体が悪いわけではありません。
でも、がんばりすぎて苦しくなっているなら――
それは「ちょっとだけ立ち止まって、自分をいたわるタイミング」です。

「私はどのタイプなんだろう?」
「どうしてこんなに疲れてしまうの?」

そんなふうに感じたあなたへ。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日という日が、自分のペースで心地よく過ごせる一日になりますように。