完璧主義がやめられない、たった一つの理由

こんにちは。
しなやかメンタルコーチの松島身和(まつしまみわ) です。
このブログに訪れてくださって、ありがとうございます。
今日は、
「完璧主義をやめたいのに、やめられない…」
そんなお悩みを抱えるあなたに向けて、大切なお話をお届けします。
目次
完璧主義をやめたいのに、やめられない…その理由とは?

私のもとには、こんなご相談がよく届きます。
「もう完璧じゃなくていいって思ってるのに、やっぱり頑張っちゃうんです…」
「完璧主義をやめたいのに、それすらうまくできない自分がイヤになる」
「もう頑張らなくていい」
「ラクに生きていいんだよ」
そう言われても、
心の中ではこんな声が聴こえてくるんです。
「それができたら、どれだけ楽か…」
「できないから、こんなに苦しいのに…」
やめたくてもやめられない。
なのに、やめられない自分を責めてしまう。
そんなお話を聞くたびに、私自身も昔そうだったな…と胸がぎゅっとなります。
完璧をやめられないことで、ますます自分を責めるループに、
知らず知らずのうちにハマってしまっている方が、とても多いのです。
完璧主義を“完璧にやめよう”としていませんか?

私もそうでした。
「完璧主義はやめたほうがいい」
そんな言葉を見かけるたびに、
「私も変わらなきゃ」と思うけれど…
気づくとまた、
ちゃんとやろう、間違えないようにしよう、と
完璧を目指す自分に戻ってしまっている。
「もう頑張らなくていい」って言われたのに、
「じゃあ、頑張らない私にならなきゃ!」って思ってしまう。
変わりたいのに、変われない。
むしろ、「変わらなきゃ」と思えば思うほど、
どんどん心が苦しくなっていく。
矛盾してるようだけど、
真面目で一生懸命な人ほど、
“変わること”すら完璧にやろうとしちゃうんです。
でもそれこそが、
完璧主義がなかなかやめられない、たった一つの理由なんです。
やめたいのにやめられないのは、心のブレーキがあるから

人の心は、大きな変化を危険と感じるもの。
たとえ「もうこのままじゃ苦しい」と感じていても、
今までのやり方を急に手放すのは怖い。
心のどこかで、無意識のブレーキがかかってしまいます。
それはあなたが弱いからではありません。
むしろ、あなたがずっと頑張ってきた証拠なんです。
「やめる」より「ゆるめる」が、心にやさしい方法

完璧主義と向き合うときに大切なのは、
“やめる”ことではなく、“ゆるめる”こと。
たとえば…
- 「ま、いっか」と思える瞬間をつくる
- 間違えても「それでも大丈夫」と許す
- 5分早く休んでみる
そんな小さなゆるめ方が、
完璧主義をやさしくほどくカギになるのです。
「変わること」より、「心の声に気づくこと」から

完璧主義をやめようとして、また「ちゃんとやらなきゃ」と頑張ってしまう…。
そんなときこそ、
まずは自分の心の声に耳を傾けてみてください。
- なぜ私は頑張りすぎてしまうの?
- 本当は、どうしたかったの?
- 何を我慢してきたの?
その問いかけこそが、
苦しさの根っこに優しく触れる第一歩になります。
完璧主義は、あなたを守ってきたもの

完璧主義は悪いものではありません。
それは、あなたがこれまで一生懸命に生きてきた証です。
だからこそ、
無理に「やめよう」とせず、
「ありがとう」と言いながら少しずつゆるめていけばいいのです。
あなたは、あなたのままで大丈夫。
頑張りすぎなくても、ちゃんと愛されていい存在なのです。
もし、ひとりで抱え込んでいるなら…
「やめたいのに、やっぱりうまくいかない」
「また自分を責めてしまう…」
そんなあなたのために、
しなやかメンタルレッスンの体験セッションをご用意しています。
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やめなくていい。ゆるめていくことで、心は変われる。
一緒に、あなたらしい毎日を取り戻していきましょう🌿