どれだけ頑張っても満たされない…完璧主義と“欠乏感”の正体とは?

 

こんにちは。
しなやかメンタルコーチの松島身和です。

今日は、
「頑張っているのに、なぜか心が満たされない…」
そんなあなたに届けたいお話です。

こんなこと、ありませんか?

  • いくら努力しても「まだまだ自分は足りない」と感じてしまう
  • 褒められても「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまう
  • どんなに頑張っても、心のどこかがずっと満たされない

だからこそ──
・もっと資格を取ろうとしたり
・仕事で成果を出そうと無理したり
・誰かの期待に応えようと、自分を後回しにしてしまったり

でも、それをどれだけ繰り返しても
「まだダメかも…」「もっとちゃんとしなきゃ」
そんなふうに感じてしまうことありませんか?

それは、あなたがダメだからではありません。
むしろその気持ちは、まじめに生きてきた証
誰かを大切にしてきた、あなたの優しさの証でもあります。

でも…
その根っこには、こんな思いが隠れていることがあります。

「ちゃんとできていない私は、認めてもらえない」
「もっと頑張らないと、愛されない」

それは、過去の経験から、無意識に身につけてしまった
自分をしばる“心のルール”の影響なのかもしれません。

たとえば…

  • 失敗すると厳しく叱られた
  • もっとできる子と比べられて悔しい思いをした
  • 本当の気持ちより「いい子」でいることを優先してきた

そんな小さな出来事の積み重ねが、
「ちゃんとしていない私はダメ」
「もっと頑張らなきゃ認めてもらえない」
という思い込みを、心にそっと刻んでしまうのです。

でも、それはあくまで“過去の自分”が
がんばって生き抜くために必要だったもの。

今のあなたには、
もうそのルールを手放してもいい理由が、ちゃんとあるんです。

欠乏感が強いとき、
私たちはつい「できていないこと」や「足りないもの」ばかりに意識が向いてしまいます。

でも…
それは、自分の目だけで、自分を見ているからかもしれません。

そんなときにおすすめなのが、
第三者の視点に立って、自分を見つめてみることです。

【ワーク】

もし、大切な人が「私なんてまだまだ…」と悩んでいたら?

ちょっとだけ、想像してみてください。

あなたの大切な友人が、落ち込んだ様子でこう言ったとします。

「私なんて、全然ダメ。何もできてないし、頑張りが足りないの…」

そのとき、あなたはどんなふうに声をかけますか?

  • 「そんなことないよ。○○ちゃんは本当によく頑張ってるよ」
  • 「あのときもすごく一生懸命だったし、ちゃんとやれてると思うよ」
  • 「私には見えてるよ、その努力もやさしさも」

きっと、そんなふうにやさしくてあたたかい言葉が自然に出てくるはずです。

次は、そのまなざしを“自分自身”にも向けてみましょう

今のあなたも、本当はたくさんの「あるもの」を持っています。

  • 苦しい時期をなんとか乗り越えてきた経験
  • 周りを思いやれるやさしさ
  • 小さな一歩を、あきらめずに積み重ねてきた力

それは、あなたの中にちゃんと“あるもの”。

心の中で、そっとつぶやいてみてください

「○○ちゃんに言ったように、自分にも声をかけてみるとしたら…?」
「私は、どんなことを乗り越えてきただろう?」
「何を大切にして、ここまできただろう?」

そう問いかけてみると、
あなた自身の“がんばり”や“あたたかさ”が、少しずつ浮かび上がってくるかもしれません。

自分にも、やさしいまなざしをかけてくださいね

他人には向けられる優しさを、
自分にも向けてあげること。

それが、「足りない」にとらわれた心をそっとゆるめて、
内側から満たされる感覚を育ててくれるのです。

あなたは、すでにたくさん持っている。
そのことに、今日このブログをきっかけに気づけたら嬉しいです🌿

もし今、
「頭ではわかってるのに、どうしても心が満たされない」
そんな苦しさを感じているなら──

まずは、あなたの中にある“心のルール”を
やさしく見つめてあげるところから始めてみませんか?

一人では気づきにくい「思い込みのクセ」や「隠れた強み」を
一緒に見つけていくお手伝いができます。

心がゆるんで、
「もう、頑張りすぎなくてもいいんだ」と思える自分に出会いませんか?

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