完璧を求める心に、そっとかけたい小さな魔法

こんにちは。
しなやかメンタルコーチの松島身和です。
このブログに訪れてくださり、ありがとうございます。
今日は、完璧主義で頑張りすぎてしまうあなたへ、
心にそっと寄り添う「言葉の力」のお話をしたいと思います。
「ちゃんとしなきゃ」が、心を追い詰めていく
「もっとちゃんとしなきゃ」
「まだまだ頑張らなきゃ」
そんなふうに思いながら、日々を走り続けていませんか?
私も、まさにそうでした。
看護師として働いていた頃、
「完璧にやらなければ」「ミスしてはいけない」と
いつも気を張り詰めていて、
“頑張ることが当たり前”になっていたんです。
弱音を吐くことも、自分を甘やかすこともできず、
心の中ではずっと「もっとできるはず」「私はまだまだ」と、
自分を責めるような言葉ばかりが浮かんでいました。
言葉は、心にかける“小さな魔法”
そんな私が変わるきっかけになったのが、
「言葉の力」の大切さに気づいたことでした。
仕事では、後輩や患者さんに優しい言葉をかけているのに──
ふと気づくと、自分にはそんな言葉を全然かけていなかったんです。
心の中の言葉に耳を澄ませてみたら、
驚くほど、自分に厳しい言葉ばかりを投げかけていました。
「こんなに頑張ってるのに、
どうして自分には、こんな冷たい言葉しかかけていないんだろう?」
そう思ったとき、私は
少しずつ、自分にやさしい言葉をかける練習を始めてみることにしたんです。
たとえば、こんなふうに──
「今日も笑顔がステキだね」
「ちゃんとご飯作ってえらいよ」
「ちょっと疲れたね。少し休もうか」
最初は正直、うまくできませんでした。
そんなふうに思ってみても、心がついてこない日もありました。
でも、何度も繰り返していくうちに、
少しずつ心がゆるみ、力が抜けていくような感覚があったんです。
それは、まるで
心にそっとかける“やさしい魔法”のようでした。
自分にやさしくする方法は、とてもシンプル
自分にやさしくする方法って、
なにか特別なことをする必要はありません。
大切なのは、日々の中で
「自分にどんな言葉をかけているか」に気づくこと。
声に出さなくてもいい。
心の中で、小さなつぶやきのようにでもいいんです。
大切なのは、
やさしい言葉を“繰り返し”届けてあげること。
脳は「何度も聞いた言葉」を“事実”として受け取る傾向があるので、
やさしい言葉も、続けていけばちゃんと心に届いていきます。
頑張りすぎてしまうあなたへ、やさしい習慣を
完璧を求めること自体は、決して悪いことではありません。
それはあなたの「まじめさ」や「責任感」の証でもあるから。
でも、その頑張りが心のしんどさにつながっているなら、
少しだけ立ち止まって、自分の心の声を聴いてみてほしいのです。
私もかつては「しっかりしなきゃ」「結果を出さなきゃ」と思い詰めて、
心も体も疲れ切っていました。
でもあるとき、
「私は私のままでいいんだよ」
とそっとつぶやいてみたとき、
ほんの少しだけ、心があたたかくなったのを覚えています。
それはまるで、
心にかける“やさしい魔法”のようでした。
まとめ
言葉の力で、あなたの心にやさしさを
- 完璧主義の人ほど、自分に厳しくなりがち
- 言葉には、心に影響を与える大きな力がある
- 自分にやさしい言葉をかけることは、心を整える第一歩
- 小さな魔法のような言葉が、あなたの毎日を少しずつ変えてくれる
どうか今日も、
あなたの心に、あたたかな言葉の魔法が届きますように。
\がんばりすぎる完璧主義さんへ/
「自分にやさしくする練習」から、始めてみませんか?