自己肯定感が低いのは思考グセが原因?完璧主義との関係とその対処法

 

こんにちは。
しなやかメンタルコーチの松島身和です。
このブログに訪れてくださって、ありがとうございます。

今日は、自信が持てない完璧主義の方へ
心にそっと寄り添う「自己肯定感」のお話をしたいと思います。

こんなお悩みはありませんか?

「どうして私は、自分に自信が持てないんだろう…」

がんばっているはずなのに、
「まだまだ」「全然できてない」と、自分を責めてしまう。
周りから評価されても、素直に受け取れない。

それって、もしかすると“思考グセ”のせいかもしれません。

特に、無意識のうちに根づいている「完璧主義」は、
自己肯定感をじわじわと下げてしまう大きな原因になります。

完璧主義と自己肯定感はどう関係しているの?

完璧主義さんは、とてもがんばり屋で責任感が強い人が多いです。
でもそのぶん、こんなふうに考えてしまいやすい傾向があります。

  • ひとつミスしただけで「全部ダメ」と感じる
  • できてないところばかりに目がいく
  • 「ちゃんとしなきゃ」「迷惑かけちゃダメ」と自分を追い込む

こうした思考のクセが積み重なると、
「何をしてもダメな気がする」
「私はまだまだ」
という感覚が強くなり、自己肯定感が育たなくなってしまうのです。

思考のクセに気づくことが、はじめの第一歩

完璧主義の背景には、次のような“3つの思考パターン”がよくあります。

①白黒思考(0か100かで考える)

  • 「ちゃんとできる自信がないから…やらない方がマシ」と、挑戦を諦める
  • プレゼンでつっかえた。それだけで「今日は全部ダメだった」と落ち込む

この思考のままだと、小さなミスや未完成を「失敗」と捉え、自分を否定してしまいます。

②否定フィルター(できなかったことだけ見てしまう)

  • 9割はできたのに、できなかった1割にばかり目がいく
  • 一日の終わり、「またダメだった」と自分に×をつけてしまう

がんばっても達成感が得られず、自己肯定感は育ちにくくなります。

③「〜すべき」思考(理想の自分像に縛られる)

  • 「上司なんだから、泣いちゃいけない」
  • 「体調が悪くても、迷惑かけられないから出勤しなきゃ」

“理想の自分像”に縛られ、自分の気持ちを押し殺す習慣がついてしまいます。

自己肯定感を育てる3つの整え方

思考パターンに気づいたら、
小さなところから「自分にやさしくなる練習」を始めてみましょう。

1. 小さな「できたこと」に〇をつける

例:「朝きちんと起きられた」「1つ仕事を終えた」
どんなに小さくても、「できた私」を受け取ることが、自己肯定感を育てる土台になります。

2. 「私はどうしたい?」と自分に聞いてみる

誰かの期待や「こうあるべき」じゃなく、自分の気持ちに目を向ける時間を持ってみましょう。
たとえすぐに答えが出なくても、“自分との対話”を重ねることが大切です。

3. 自分にやさしい言葉をかける

失敗したときや落ち込んだときほど、
「それだけ真剣だったんだよね」「今日もよく頑張ったよ」と、やさしい言葉で包んであげてください。

おわりに

自己肯定感は、「完璧だから」育つものではありません。
むしろ、うまくいかないときも、迷ったときも、
「それでも私は大丈夫」と思える心のしなやかさから育っていくものです。

まずは、思考のクセに気づいて、少しずつ整えていきましょう。
完璧じゃない自分にも〇をつけられるようになったとき、
あなたの心は、もっと自由に、もっと楽になります。

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