完璧主義で行動できないあなたへ|やる気が出ない日も一歩踏み出す3つのヒント

こんにちは。
しなやかメンタルコーチの松島身和です。
このブログに訪れてくださって、ありがとうございます。
行動できない自分を責めていませんか?
「やらなきゃいけないのに、動けない」
「またできなかった…って、自分を責めてしまう」
「やる気が出ない自分が嫌になる」
そんなふうに感じている方へ、
今日は“完璧主義で行動できない”悩みを抱える方に向けて、
小さな一歩を踏み出すヒントをお届けします。
なぜ完璧主義の人は行動できなくなるのか?
「行動できないのは、自分が弱いから」
「ちゃんとできない私はダメ」
そう思って、自分を責めていませんか?
でも実は、「行動できない」背景には、あなたのまじめさ・責任感・完璧主義があるんです。
完璧主義の方は、無意識にこんな思考にとらわれがちです:
- 失敗してはいけない
- 中途半端なことはしたくない
- 準備が整ってからじゃないと始められない
私も、ずっと“動けない”ことで悩んでいました
看護師として働いていた頃、私もまさにそうでした。
「ちゃんとまとめなきゃ」
「みんなに迷惑をかけないように準備しておかなきゃ」
そんな思いが頭の中をぐるぐるめぐって、
資料を前にしても手が動かず、時間ばかりが過ぎていくことがよくありました。
やらなきゃと思っているのに、動けない。
そんな自分が情けなくて、何度も心の中で責めていました。
そして結局、ギリギリになって焦って取りかかるから、徹夜になることもしょっちゅう。
そんな毎日がますます自分を追い詰めていました。
でも今は、
“完璧じゃなくてもOKな自分”を少しずつ許せるようになって、
行動のハードルが下がり、しなやかに動けるようになってきました。
そして今では、行動することが、ちょっと楽しみでワクワクする自分に変わってきたんです。
行動できないときの対処法
①思考を整理する“鷹の目”の視点
「わかっているのに、やっぱり動けない…」
そんなときに試してほしいのが、“鷹の目”で自分を見つめる視点です。
ぐーんと空の上から自分を眺めるようなイメージで、
少し距離をとって、自分の状況を俯瞰してみてください。
たとえば“タイムライン”を描くと、整理しやすくなります。
- 過去の自分
- 今の自分
- 少し先の未来の自分
それぞれを並べてみることで、こんな気づきが生まれるかもしれません:
- 今はまだ準備中。でも、ちゃんと動こうとしている
- 前よりも一歩進んでいる
- 止まっているようで、実は“考える時間”をとれていた
視点が変わると、
「どこで止まっているのか」「何が引っかかっているのか」「どこに向かいたいのか」が見えてきて、
“なんとなく動けない”状態が、だんだん具体的に整理されていきます。
紙に書いても、頭の中でイメージするだけでもOK。
一歩引いて眺めることで、
“行動できない自分”を責める目から、「大丈夫だよ」と寄り添う視点へ。
それだけで、心の重さが少し軽くなります。
②“OKライン”を引く
もうひとつのおすすめは、“完璧じゃなくてもOKのライン”を自分の中に引くこと。
たとえば、こんなふうに。
- 資料を1ページ作れたらOK
- 10分だけ集中できたらOK
- できなかったけど、今日も考えた。それでOK!
「そんなことでいいの?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、毎日「できた感覚」を積み重ねることこそが、行動につながる一番の力になります。
完璧を目指さなくても、ちゃんと前に進める。
それが、しなやかに動けるようになるコツです。
やる気が出ない自分を責める前に
「やる気が出ない…」「また何もできなかった…」
そんなふうに感じてしまう日もありますよね。
私も、ずっとそうでした。
やらなきゃいけないことが目の前にあるのに、
「ちゃんとやらなきゃ」「失敗しちゃいけない」って気持ちばかりが強くなって、
気づけば動けないまま時間だけが過ぎていく――
そんな自分を、心の中で何度も責めてきました。
でも、完璧じゃなくてもいいと自分に許可を出せるようになってから、
少しずつ行動のハードルが下がって、
やる気がなくても動ける私に変わってきたんです。
今では、
小さな一歩を重ねるたびに、
「できた」「進んだ」と感じられるようになって、
行動することがワクワクする自分になりました。
行動は、“やる気”があるからできるのではなく、
動いてみることで、“やる気”が育っていくこともあるのです。
今日も、完璧じゃなくていい。
あなたのペースで、小さな一歩からはじめてみませんか?
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